【大腸炎】 診断方法: 診断フロー

血液検査で炎症反応が認められ、細菌培養検査等で感染性の下痢が除外された場合には、オプジーボ、ヤーボイによる下痢である可能性が高いと考えられます。
下痢症状に加えて、腹痛や粘液便、血便、発熱がみられる場合は、大腸炎を疑います。オプジーボ、ヤーボイによる大腸炎では、腹痛が突然発現し、消化管穿孔などの緊急処置を要することがあるため、Grade 2以上の消化器症状がみられた場合は、速やかに消化器専門医へのコンサルトをお願いします。
また、感染性の下痢の除外とともに、下部消化管内視鏡検査や病理組織検査などで、他の大腸炎を除外した場合には、オプジーボ、ヤーボイによる大腸炎であると診断されます。
キーワード:大腸炎,下痢,診断フロー
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