irAEの早期発見のために病態・発現状況腸管免疫機構における免疫チェックポイント阻害薬の作用

オプジーボ、ヤーボイなどの免疫チェックポイント阻害薬は、CTLA-4経路または/およびPD-1経路を遮断することにより、がん抗原特異的なT細胞の増殖、活性化およびがん細胞に対する細胞傷害性を増強することで抗腫瘍効果を示します1)。免疫チェックポイント阻害薬の投与でみられる大腸炎などの免疫性腸炎については、動物モデルから腸管内の腸内細菌叢及び食餌性抗原を標的としたエフェクターT細胞の過剰な活性化や機能的なTreg細胞の欠損に起因することが考えられています(図)2)

図 腸管免疫機構における免疫チェックポイント阻害薬の作用2)
図 腸管免疫機構における免疫チェックポイント阻害薬の作用

Reprinted by permission from Springer Nature., Nat Rev Gastroenterol Hepatol., Samaan MA et al., COPYRIGHT 2018.

  1. Okazaki T, et al. Int Immunol. 2007; 19: 813-824
  2. Samaan MA., Nature Reviews: Gastroenterology and Hepatology, 2018
病態・発現状況: 発現状況