【内分泌系総論】 膵ランゲルハンス島ホルモンと糖尿病

膵臓は、膵液を分泌する外分泌(腺房)が95%以上を占めますが、腺房の間に島状に存在するランゲルハンス島は内分泌機能を有しています。ランゲルハンス島は膵臓において約100万個あり、膵頭部よりも膵体部や膵尾部に多く存在します。ランゲルハンス島は主にα細胞、β細胞(60~80%を占める)、δ細胞で構成され、α細胞はグルカゴン、β細胞はインスリン、δ細胞はソマトスタチンを分泌しています。インスリンは高血糖に反応して分泌され、肝細胞、脂肪細胞、筋細胞などに作用して、グルコースの細胞内への取り組みを促進することで血糖値を低下させます。
キーワード:内分泌障害,ホルモン,ランゲルハンス島,膵臓
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