【下垂体機能低下症・下垂体炎】 診断方法: 診断フロー

病歴、症候および一般検査所見から下垂体機能低下症が疑われる場合、内分泌学的検査により血中前葉ホルモンおよび血中・尿中の標的内分泌腺ホルモン(甲状腺、副腎、性腺など)の基礎値、および各種分泌刺激試験に対する反応をみて、どの前葉ホルモンが欠損しているかを評価します(図1)。
表1の1~4に示す各ホルモンの分泌低下症のいずれかの診断基準を満たすと下垂体機能低下症と診断され、すべての下垂体前葉ホルモンが欠乏した汎下垂体機能低下症、2つ以上が欠乏した部分的下垂体機能低下症、1つが欠乏した単独ホルモン欠損症に分類されます。
キーワード:内分泌障害,下垂体機能低下症,下垂体炎,診断フロー,診断基準
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