【1型糖尿病】 病態・発現状況: 病態と臨床症状

糖尿病について
生体にとって最も重要なエネルギー源はブドウ糖(グルコース)です1,2)。食事などにより糖を摂取することで血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が上がります。通常、血糖値は、膵ランゲルハンス島β細胞(膵島β細胞:図1)が合成・分泌するインスリンの作用によって血糖が細胞内へと取りこまれることで下がります1, 2)。しかしインスリン作用が不足すると慢性の高血糖状態を主徴とする糖尿病がひきおこされます2)。糖尿病により高血糖状態が続くと、一般的には口渇、多飲、多尿などの症状を呈する2, 3)ようになります(図2)。
キーワード:内分泌障害,1型糖尿病,臨床症状,劇症1型糖尿病
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