総論

  • 「オプジーボ、ヤーボイによるirAEの種類」、「irAEの発現状況」、「irAEの基本原則」、「オプジーボ、ヤーボイ投与前の注意点」、「irAE対処時の注意点」を更新しました。
  • 「7段階のがん免疫サイクル」、「臓器移植歴(造血幹細胞移植歴を含む)のある患者への使用」を追加しました。

「総論」では、オプジーボ、ヤーボイに起因する免疫関連副作用(irAE)に対するマネジメントの実際を包括的に情報提供いたします。
一部のがん腫においてはオプジーボとヤーボイの併用療法が処方可能となり、ますます処方範囲が広がる中、集積された国内外の知見をご紹介します。

オプジーボの国内で現在承認されている用法・用量は以下の通りです。

〔用法・用量〕

  1. 悪性黒色腫
    通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを2週間間隔で点滴静注する。ただし、悪性黒色腫における術後補助療法の場合は、投与期間は12 ヵ月間までとする。
    根治切除不能な悪性黒色腫に対してイピリムマブ(遺伝子組換え)と併用する場合は、通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回80mgを3週間間隔で4回点滴静注する。その後、ニボルマブ(遺伝子組換え)として、1 回240mgを2 週間間隔で点滴静注する。
  2. 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
    通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを2 週間間隔で点滴静注する。
    化学療法未治療の根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に対してイピリムマブ(遺伝子組換え)と併用する場合は、通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを3週間間隔で4回点滴静注する。その後、ニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを2週間間隔で点滴静注する。
  3. 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の胃癌、がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫
    通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを2 週間間隔で点滴静注する。