【総論】 irAEの発現状況

①オプジーボ投与におけるirAEの発現状況
オプジーボの特定使用成績調査(全例調査)[2015年12月17日~2020年10月まで]の最終報告書で報告された非小細胞肺がんにおけるirAEの発現状況を以下に示します(図1 、図2)。なお、本データは施設からの自発報告を含むため、変動することにご留意ください。
図1 非小細胞肺がんにおける副作用発現状況
【オプジーボ(非小細胞肺癌)特定使用成績調査(全例調査)の概要】
調査の目的:「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の患者」に対し本剤の製造販売後における副作用(有害事象)、特に医薬品リスク管理計画書(以下、RMP)に重要な特定されたリスクとして記載している事象の発現状況を把握し、安全性及び有効性に影響を与えると考えられる要因について検討し、また、重要な特定されたリスクのうち、特に間質性肺疾患に関する詳細な検討を行うこと。
キーワード:総論,発現件数,発現時期,悪性黒色腫,市販直後調査
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- オプジーボ 適正使用ガイド