【間質性肺疾患】 病態・発現状況: 臨床症状
間質性肺炎で特徴的な症状
・咳嗽(痰を伴わない)
・息切れ、呼吸困難
・副雑音の聴取
乾性の咳、息切れ/呼吸困難、副雑音の聴取などの症状や臨床所見が認められたときには、間質性肺炎が疑われます1)。また、喘鳴や発熱、食欲不振を伴う場合もあります2-4)。間質性肺炎の初期の自覚症状は風邪と似ているため、見逃さないよう注意が必要です。患者さんにもその点をよく説明し、咳や息切れなどの自覚症状があればすぐに連絡するようご指導ください。SpO2値は簡易的に測定でき、呼吸状態を示す指標となります。普段の外来診療でバイタルサインを測定する際にあわせてご確認ください。
キーワード:間質性肺疾患,ILD,特徴的な症状,咳嗽
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