肝機能障害・肝炎

オプジーボによる肝機能障害の発現率は、1%、肝炎は0.1%と報告されています1)。ヤーボイでは肝不全1%未満、AST上昇(3%)、ALT上昇(3%)を伴う肝機能障害が発現することがあり、死亡に至った例も報告されています2)。これらのirAEの症状は非特異的であり、まず肝機能検査値異常として現れますので、治療機会を逸することのないよう定期的に肝機能をモニタリングし、注意を払う必要があります。
ここでは、成因・病態や早期発見のための検査項目、発現が疑われる場合の適切な対処法などについてご紹介します。

irAEの早期発見のために

irAEの適切な対処法

  1. 小野薬品工業:オプジーボ 添付文書、2017年3月改訂(第14版)
  2. ブリストル・マイヤーズ スクイブ:ヤーボイ 添付文書、2016年4月改訂(第4版)
監修:
金沢大学附属病院 消化器内科 准教授 水腰 英四郎 先生
総監修:
金沢大学附属病院 消化器内科 教授/肝臓センター センター長 金子 周一 先生